こんなことしてるなんて想像してなかったな

舞台チーフのじぇるです。

今回のテーマは「冬」


舞台屋が生息している槌音広場オープンクラフト、通称叩き場では、夏は蚊が大量発生します。夏公演の後に、叩き場でパンチカーペットを巻いていたら、片脚に蚊が6匹止まってたのは忘れられません。


ですが、今は冬です。

蚊どもと遭遇することもなく、小春日和の中で作業をすることができます。


木を切り、ビスを打ち、木を切り、釘を打つ。

同じ作業を何度も何度も繰り返し、同じものをいくつもいくつも作る。

そうして、舞台ができていく。


自分は、歴代の舞監のように、舞台に専念していない。

前の舞監のようにサッと工具を使えない。

前の前の舞監のように凝った舞台美術もできない。


それでも、叩き場の工具の音を愛しく感じる。


『雪の降る街』仕込み作業、終わりました。

後は開演を待つのみです。


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