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遅刻してごめんなさい

  作業場日誌大遅刻かましました衣装です。すみません😭 長いような短いような、旅が終わりました。脚本を読むところから始まって、イメージを膨らませ、ネットをみたり古着屋をみたりと、衣装探しの旅の道のりは長いです。その分、良いコーデが思い付いた時や良いものを見つけた時は相当な快感が味わえます。今回の衣装は個人的にとても気に入っています。生地の質感を大切にできた回なので、ご来場いただいた皆様には間近でお見せできて良かったなと思います。これから映像公開をみてくださる方々も、お楽しみに。 次回も衣装にご期待ください。 最後に 21の皆様。引退おめでとうございます。敬愛する先輩方が引退されるということで私の心中は大変荒れております。しかし、一年程の関わりでここまで想えるような先輩方であったことに暖かみと喜びを感じます。21のいるプリズムに入って良かったです。本当にありがとうございました。 22 衣装

旅でも演劇でも

長期休みは旅と演劇で終えてしまった21の照明担当です 旅も演劇も非日常として楽しめる その過程に手間ひまかけると、 日常になりそれはもっと楽しいものになる 目的がぼやっとしてるところもどこか似ているような気がします 目の前の公演が終わったら引退らしいんです。 9人で小屋入りしてたころが懐かしい プリズムって船みたいだなぁと私思うんです 劇工舎プリズムとして公演を打っているけれど、作演という船頭がいて進む方向が決まってく どんな作品でも演劇として上演するためにエンジンとなる舞台監督、照明チーフ、制作がいます お客さんに作品を味わってもらうのも一緒です 今回でコロナ禍真っ只中に入舎した21は船を降り、それぞれの旅に出るでしょう たまにはお便りくれよ。そう思います。 21照明

テーマに沿って書いてみようと思う。最後なので。

今回のテーマ「旅」らしい。 今までテーマを無視してなんとなく書いてきたので今回ばかりはちゃんと書こうと思う。 ・・・書きづらいですね。でも編集志望で後々テーマに沿って書かなきゃいけないので頑張ります。 「旅」って「旅行」とは違うらしいです。隣の人が言ってました。「インスパイア」ってやつでしょうか。どう違うんでしょう。 「旅行」:行き先が決まってる、行楽目的。 「旅」:行き先が決まってないと、とりあえず定義しておきましょう。 サトシの旅ってそうですよね。 そんなわけで今日はその目的の決まってない「旅」について書こうと思います。 目的を決めないって、何をしても良いわけで、何かに縛られていない度合いにおいては最上級ですよね。楽です。 しかしながら、大抵の人生においては部活動やら、勉強やら、家事やら、遊びに行く場面においても必ず何らかの目的が存在しますよね。 さらに言えば、「目的を決めない旅」においても「旅をする」という目的が暗にあるわけで、「目的がない」状態なんて果たして存在するんでしょうかね。 あれ、定義が間違っているような気がしてきました。お大学でやる学問ではここで「仮定が間違っている!」なんて興奮するんでしょうが、ここではそのまま突っ切ります。 アイ・ラブ・フリーダム と、いうわけで目的もなく書き続けてしまったので早くも書くことがなくなりそうです。困りました。別に文字数のノルマがあるわけではないのですが、せっかく最後なのでもう少し中身のあることを書こうと思います。 うーんと、こういう場合はプリズムについて書けば良いのでしょうか。そうですよね、就活とか昨日見た「紅の豚」について書いてもしょうがないですもんね。 プリズムでは役者をやる目的で入りました。役者なんて社会人になって新しく始めることは難しいですもんね。 フェンシングとスカッシュという対抗馬もありましたが、運動経験が乏しいので無難な選択ですね。 気付いたら音響チーフになってました。機材はいじれないですがなんとかなりました。 作演出もやりました。なんとなくでできました。人様に迷惑をかけることは多かったですがそんなに恨まれずに済みました。 意外とあっという間に2年半です。大学生活は早い。もっと有意義な大学生活ができたのかもしれない。 もっと、もっと何かた

旅適性がなさすぎる

 引きこもりです。土日は惰眠を貪りつつYouTubeとアマプラを見て終えるタイプです。テーマ【旅】を一文目から勢いよくぶち壊してしまいましたが、21映像担当です。よろしくお願いします。  旅と言えば、小学生の頃は年に一度の家族旅行が夏休みの楽しみでした。駅弁を買って新幹線に乗り込み、発車数十分で食べ尽くすのが私の特技です。瞼を閉じれば、目的地までの残りの数時間をペットボトルのお茶だけで過ごしたあの日が昨日のことのように浮かんできます。一時の欲望に弱い人間の典型的な例ですね。最近も新幹線に乗りましたが、全く同じ過ちを繰り返しました。もう二十歳も超えているというのに、全く成長が見られません。なんだかなぁ。  といった具合でよく言えば刹那的、悪く言えば危なっかしい性格なので、一人旅というものをしたことがありません。家族旅行だったり、修学旅行だったり、友人との旅行だったり、どこか離れた土地に行くには常にだれかと一緒でした。私自身が引きこもり気質なので、誘われないと家の外に出ようとしないのが最大の原因かもしれません。誰かと一緒じゃないと知らない土地で生きていけません。何なら初めてのお店に一人で入る時も超緊張します。(ちなみに父親もそうらしいです。遺伝?)「旅は道連れ世は情け」なんて言いますが、旅は道連れ特権を最大限に振りかざして生きています。旅行は計画性のある友人と一緒に行くに限りますね。誘う側はたまったもんじゃないのかもしれません。いつもごめんね。  さて、散々「一人では生きていけない」だの何だの甘えていた私も、ついに一人旅をしなければならない時がやってきたようです。そうです、引退です。なんだかあまり実感がありません。私の大学生活はプリズムが約8割を占めていたので、引退後の私は大学生活の8割を失うことになります。どんな気分なんだろう。経験したことがないので全く何もわかりません。そして、私は経験したことのない世界に一人で飛び込むのが苦手です。つまり引退にめちゃくちゃビビり散らかしています。社会と向き合うの、怖すぎ。モラトリアム最高。一生大学生がいいな。  ……そんなことを言っても引退はやってきます。時の流れは無常ですね。私が今こうしてビビり散らかし、あろうことか作業場日誌とか言う場でそれを全世界に公開している間にも、同期たちは就活に学問に励んでいるわけです。置いてかないで皆。

ただただおすすめするだけの人

皆様こんにちは。 21 小道具の人です。     今回の作業場日誌のテーマは「旅」だそうです。私は旅行にはあまり行かないです。完。     これだけだと少し寂しいので絞り出しました。皆様は仮面ライダーディケイドという作品を御存じでしょうか。 2009 年の作品なのですが私はばっちり観ていた世代なのでディケイド大好きです。どんな作品かというと,主人公が他の仮面ライダーが戦う並行世界を旅する話です。そう,「旅」です。詳しいあらすじはググれ。そんな仮面ライダーディケイドにはかっこいい主題歌があります。 GACKT さんが歌う「 Journey through the Decade 」という曲です。かっこいいです。かっこいいので今これを読んでいる皆さんは今すぐこの曲を聴いた後3日以内に7人に広めないと不幸が降りかかります。仮面ライダーディケイドが「旅」をする作品である以上,主題歌でも「旅」について触れています。皆さんはもうこれを読むのをやめて聴いてきたはずですが一応サビの部分の歌詞を紹介させていただきます。     On the road  誰も旅の途中   本当の自分自身出逢うため   歩き続けるのさ今を  We're all travelers   ボクの目の前に広がる   9つの道はいつか重なって   新しい夜明けへと続く 道に変わるのだろう   目撃せよ  Journey through the Decade     かっこいい〜。これが GACKT ボイスで歌われているんですって。え?奇跡?   人生は旅とはよく言いますが,旅にはいろいろな道があります。別々の道がいずれ重なる,というのが私にはとても沁みました。これが化粧水だったら美肌になっているというほど沁みこみました。まあ文字だけでこの曲を魅力を語っても伝わりにくいと思いますので是非聞いてください。そして仮面ライダーディケイドを観てください。     さて,仮面ライダーと同じくらい皆様に観てほしいといえば劇工舎プリズム第 80 回公演『 AND NOW 』。 80 回というキリの良さが素晴らしいですね。でも中身はもっと素晴らしいです。あんまりここでべた褒めす

高いお酒呑みたい

ずっと作業場日誌を避けてきました。 文章を書くのが好きではないからです。 幸いにも2セクションのチーフを兼任しておったので、チーフの権限を正当に行使して同期や後輩に任せてきました。「稽古場日誌も書くんだけど…」という返しには「無理じゃなかったら書いて欲しいな…!!!!!!」という圧力をかけて聞かなかったことにしてきました。最悪ですね。 私のSlackの文章を正しく読み取り気を遣ってくれた約4名の方々、大変ありがとうございました。 ただ今回は引退目前のただのヒラですし、宣美同期とお話をして書くことにしました。 閑話休題 宣伝美術が大好きです。辞めたくないです。今後、安定した宣美のお仕事がないと思うと大変悲しいです。やりきれなかったことが沢山あって、悔しいことばかりです。 プリズムに入って初めてデザインに触れました。 1夏の宣伝物は迷走しまくっていて本当に思い出したくないです。当時の作演さんに申し訳ない気持ちで一杯です。 1秋もなんだかなぁって感じだし、新公はあぁ......って感じでした。 2夏は割と突飛な事をした自覚はあります。お陰様で温かいお言葉を沢山いただきました。1年後期から新公にかけて自信喪失していたので、大変に救われました。 でも2秋は上手くできなくて、こちらもあまり思い出したくないです。 新歓公演では新公のリベンジを果たした気になりました。自分が作るものの質が、ずっと停滞している気もしました。 五月祭の某集団で宣伝美術を担当させてもらいました。でかいって良いですね。デザインよりそのでかさに救われました。やっぱり成長してなかったです。 そして3夏。相変わらず成長できなかったのかなぁって思います。勿論思い出したくもない1夏よりは格段に上手くなりましたけれど、もう一歩踏み出したかったなぁ。 こういう訳で、悔しい気持ちとまだまだ宣美をしたい気持ちが収まりません。 この2年間でやっと準備を済ませた気分です。いやもしかするとそれもちゃんと終わっていないかもです。家も出てないし、失敗してまずいご飯も食べてないし、綺麗な朝日も見てないです。 今後どのような形で創作に関わっていくかは未定ですが、旅はこれからだと嬉しいです。 「AND NOW」、まずタイトルが本当にかっこよくて好きです。そして作演さんの表したい雰囲気や宣伝物の方向性もとても好きです。引退前にこんな素敵な雰囲

大きな水まで

作業場日誌ですね。今期のテーマは「旅」だそうです。琵琶湖を一人で見に行ったときの話でも書こうかと思ったのですが、大きくて海の匂いがしなくてトイレに寄れる場所がなかなか見つからなかったことくらいしか思い出せないですね。京都から電車に乗って山を抜けるとでっっかい湖が見えるの本当に最高でした。 誰かと一緒だったら超絶ハイテンションではしゃいでいたと思います。琵琶湖デッッッッッカ!!!!あっち向こう岸見えないじゃん!!!!!!!!えっあれ扇状地じゃね!?!?!?!?!?!?リアル扇状地じゃね!!!!!!!えっ駅のトイレトイレットペーパーご持参くださいって書いてある自分で持ってないやばいやばいやばいやばい(湖そばの国道を歩いてお手洗いをお借りできるお店に辿り着き事なきをgetできました)(そこで買ったアイライナーをまだ重宝していますというか今日も使ってます) 今も琵琶湖があのサイズで存在し続けていると想像するだけで不思議な気持ちです。あの湖が抱えてきた時間の長さに比べれば私の人生なんてほんのわずかで、面白くて仕方ないです。長大で広大な歴史の中で何ができるんでしょうね。でもきっと私たちが通ってきた道そのものが歴史の一部になるわけで、地球は確実に私たち以後の時間を重ねていくわけです。やっぱり面白くて仕方がない。歴史を大河にたとえるのはよくあることですがかなり的を射た表現だと思います。水の一滴一滴が集まって大流になるわけなので……………………。 今公演で引退です。演劇に対して、団体に対して、助けてくださった多くの方々に対して何かを通して応えることができたのでしょうか。わかりません。わかりませんが、公演が打たれる過程に携われるのは本当にワクワクする経験でした。プリズムで活動できてよかったです。演劇を通して出会えた(出会い直せた)皆さまに心から感謝です。ラブアンドピース。 引退したところで私たちの人生は続いていくわけですし、プリズムの活動もきっと続いていきますし、私たちの表現への憧憬は終わらないわけです。寂しくてでも嬉しいことですね。またどこかで一緒に何かできたらいいですね。ラブアンドピース。 愛と平和を歌いながら、大海へと旅する一滴としてジタバタ生きていこうと思います。いつかどこかの海でまたお会いできたら一緒に踊りましょう。ラブアンドピース。 プリズム21 ピヨピヨの制作セクション員

いつか、どこか遠くへ

こんにちは。 Web チーフです。 今年も夏公演の季節がやってまいりました。   毎公演続けております作業場日誌、 2023 年夏公演のテーマは「旅」です。   ありがたいことに、アクティブで子どもにいろんな体験をさせてやりたいという親元に生まれて 20 年弱を過ごしてきたので、幼少のころから北海道から沖縄まで様々なところに遠出をさせてもらってきました。両親の実家も居住地からは遠く、旅行と呼べるかはおいておいて毎年必ず数回の遠出を経験する家庭でしたので、遠出へのあこがれもないまま育ちました。   大学に入ると、友人と予定を立てて遠出をしたり、一人で外国に遊びに行ったりするひとを見かけることが増えてきます。 そうした方々を見ていると、いつのころからか胸に抱いていた考えがふと頭の中によみがえってくるのです。   「ひとりで知らない街に行ってみたい」   今春、親戚の家を訪ねて普段なら家族とともに行く場所にひとりで行くことになりました。その際ふと思い立って、その地を通っている路面電車に乗ってみようという気になったのです。 幸運なことに行先は終着駅。私は始発駅から電車に乗りました。 先頭車両に座ると、東京にはない和やかな街並みが次々と眼前に現れます。電車は低い屋根が立ち並び、ときどき昔ながらの庇に守られた小売店が見える道を進み、ぽつりぽつりと走っている自転車をのんびりと追い越していきます。 遠くに視線を移すと、私の瞳に美しい大自然が反射します。きらきら艶めく波の上には鳥が飛び、大きな山は木々を揺らしてこちらを見下ろします。快晴という言葉にぴったりな空からやわらかな陽光が落とされます。 その光が、私の目に映る風景をよりいっそう煌めかせるのです。 幾度も訪れたことのある街でしたが路面電車から見るその街はどうやらどこかいつもとは違う様子で、ほんのりと華やいで見えました。 長い旅のはずでしたが、気が付けばいつの間にか終着駅に降り立っていました。   終着駅に降り立った時、私は強く、「一人旅をしてみたい」と思ったのです。 何か大きな目的を据えることなく、なにも心配することなく、自分の今日明日だけをかんがえた、自分のためだけの一人旅。 知っている街をほんの少し遠回りして進んだだけでこれほど美しい