自己紹介ってネタ探しが一番大変ですよね
こんにちは。20Webの雉間です。 今回のテーマは「自己紹介」だそうです。コミュ障を拗らせているせいで自己紹介、というより知らない人と話すこと自体がとても苦手なのですが、今回のように不特定多数を相手に自分語りをするのはなおのこと難しいものがありますね。 たとえば、同じ学部の学生と自己紹介をする、というのは多少気が楽です。自身の学部を紹介してから、授業やゼミなど共通の話題に広げやすいですし。あの授業が難しいとか、あの先生は面白いとか、適当に話をしていればある程度は場が持ちます。同じ学部でなくとも、東大生同士であれば「進振りの愚痴」という東大生の共通言語(ですよね?)がありますし、他大生でもサークルやアルバイトの話でもしておけば大抵は切り抜けられます。なにが言いたいかというと、相手がいて、共通の話題になりそうなことがあれば、自ずと紹介すべき自分の「属性」も分かりやすくなります。 ところが、ひとたび目の前から相手がいなくなると、こうはいかなくなります。「教養学部前期課程文科二類所属」という肩書きから話を広げることができたのは、(初対面であるからこそ)興味を持って聞いてくれて、ときに話を膨らませてくれる相手がいてくれるからこそであって、自分ひとりでこんな無味乾燥な文字の羅列から話を広げていくのはちょっと無謀に思えます。所属しているサークルとか勤めているアルバイト先とかの話なら多少はマシかも知れませんが、頭の中に面白おかしく語れそうな経験が見当たらないのでやっぱり難しそうです。駒場で有名な某ゼミではお互いを深く知り合うために「所属を明かさない自己紹介」をするらしいですが、実際「学部」「サークル」「アルバイト」はいつも自分の最も表面的な部分のひとつで、だからこそ関係の浅い相手との様子見の会話には向いていても、「自分語り」には向いていないように思います。 すると、もう少しばかり自身の内面に踏み込んだことを語るべきなのでしょうか。たとえば「趣味」とか「好きなもの」とか。この手の話題は自己紹介の鉄板中の鉄板のような気がしますし、「好きなことが話題に上ると自分語りが止まらない」なんていかにもな感じがしますが、思えば自分から自己紹介でこうした話題を振ったことはあまりないような。理由はわりと明快で、「自分が趣味や好きなものと呼ぶに足りうるものを持っていない」と感じているからでしょう。飽きっ