デザインとアート

はじめまして、18スタッフのおいだです。
一応今回は宣伝美術セクションの担当なんですが、僕は宣伝美術・照明・映像の3セクションに所属しておりまして…。ただ宣伝美術担当として作業場日誌を書く機会をいただいたので、その話をメインに書きたいと思います。

宣伝美術セクションは公演を宣伝するための看板やチラシのデザイン・制作、当日お客様に手に取っていただくパンフレットの制作などを行なっています。デザインが好きでツールも多少いじれたため比較的軽い気持ちでセクションに入ったわけですが、いきなりの夏公演で辛酸を舐めることとなりました。

看 板 に 写 真 を 使 え な い

看板はペンキを用いて塗らなければならない性質上、写真の特徴の一つである細かい色の変化や細いラインの表現を封印せざるを得ないことを知らなかったのです。また、実際に看板を制作する段階でもペンキを使って細かく塗らなければならず、これまでPC上のみでデザインしてきた僕からすると未知の領域でした。宣伝美術って難しいと、思いました。

唐突ですが、デザインとアートの違いってなんでしょうか。作品を制作するという点では同じです。個人的には、作品を通して課題を解決することがデザインで、作品を通じた課題解決を目的としないものがアートじゃないかなあ、なんてぼやっとしたことを思っています。
では、宣伝美術はデザインなのでしょうか。それともアートなのでしょうか。あるいは二つをどう融合させれば良いのでしょうか。そのなんらかの答えを、秋公演当日に、当日パンフレットとしてお見せできれば良いなと思います。

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