湿度30%前後の部屋のエアコンの真下で寝ると喉がすごい

隙自語という言葉が生まれるくらい、聞かれてもいない自分の話をペラペラと喋る習性が人間にはあるわけですが、なんでか、「じゃ、自分語りして」って言われても何にも自分について語ろうと思うことが出てこないんですよね。なんでかっていうか、個人的に隙自語というのは、既に提供されている話題についてさらに自身の所感をわざわざ述べようとする際付随する身の上話だと私は思っているんですが。自分から自分語りしろと言われると、自身で語る話題を自分の中から見つけなきゃいけないから難易度も上がってくるわけですね。自己紹介ってそういうもんだけど。それが上手い人間が就活とかで成功すんのかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜思いの外長くなったので一番大事な話をここで書いておくと、とても優秀な後輩たちに恵まれいい感じに次回公演を迎えられそうです。冬公演「不識」よろしくお願いします。〜

自分語りかあ。私、この場で日記あるいは日誌を書くのが今年の春の新人公演以来なんですが、前回のが更新された時思ったんですよ、「『ジキル博士とハイド氏』の布教し忘れたな」って。
好きを語ることは自分を語ることに通ずる。パクリじゃないです。
「ジキル博士とハイド氏」、みなさん読んだことありますか?それなりに著名なタイトルですが、割とちゃんと読んだことがあるって人は少ないみたいです。最近だとそもそもタイトル自体知らない人も一定数いるみたいですね。「ジキルとハイド」は日本語でも英語でも「————」の代名詞して辞書なんかに出てくるんですが、それも伝わらなかったりするんでしょう。
なぜ今「————」ってぼかしたのかですか?ネタバレだからです。




そう!!!!!!!!!「ジキルとハイド」が「————」であることはネタバレなんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!



だというのに文庫本の裏表紙とか帯にはよく「————」ものの最高傑作だとか書いてたり、さっき言った通り辞書にネタバレがしっかり載ってたりするわけです。許せない。遺憾の意。私がこの本を読んだのは既にその代名詞としての役割を知ってしまった後だったんですが、この小説はそもそも一種のミステリーものなんです。殺人事件の小説の背表紙に犯人の名前書く奴がどこにいるんだ?しかも昨今ではその代名詞としての役割もこのタイトル自体知らない若者が増えているという事実を鑑みるに、早急にこういうネタバレは排除してほしいものです。まあそもそも私は「ジキル博士とハイド氏」が「————」だとは思いませんけどね(隙自語)。その辺はこの本を読破された方とぜひ語り尽くしたい所存です。

そういえばこの本について許せないことがもう一つあって、みなさん「ジキル博士とハイド氏」の原題ってご存知ですか。「The strange case of Dr.Jekyll and Mr.Hyde」です。訳すと「ジキル博士とハイド氏の怪事件(奇妙な事件)」。
でも日本の文庫でこの邦題になってるの見たことなくないですか?私はないです。なぜ...?なぜ削った...?
しかも最近だと「ジキルとハイド」ってタイトルで売られてる文庫も見ますね。正気か?一体なんの目的があって「博士」と「氏」を削った?だって全然受ける印象違くないですか?
例えば日常会話でこの本や登場人物について語る時に「ジキルとハイドがさ〜」って言うのは構わないんですよ。あるいはお互いにこの本についてわかっているという了解の上での文章であったりとか。でも原作のタイトルですよ。
確かに「氏」という敬称は普段の会話の中ではそれほど耳にする機会のないやや格式張った表現で、その敬称がつけられた名前から受ける印象は「博士」の敬称がつけられた名前から受ける印象とそこまで大きな差はないかもしれません。でも例えば「Mr.」って「〜さん」とも訳せますよね。「ジキル博士とハイドさん」だったらどうでしょう。両者に対する印象の差がだいぶ開いてきますよね。知的な雰囲気をもつ教授とそこらへんのサラリーマンくらいの印象になってきますよね。要は「Dr.」と「Mr.」ってそれくらい大事なニュアンスを含んでるんじゃないのか?ってことです。「ジキル博士とハイドさん」か「ジキルとハイド」かじゃ全然話が違ってきてしまうわけです。実際本の内容的にも博士と氏の敬称の差は重要であると私は思っています。ニュアンスを笑うもの、ニュアンスに泣いて欲しい。


う〜んまだまだ語りたい好きなものがあるのについつい熱が入ってこんなことになってしまいました。しかもこれ好きなもの語りっていうより好きなものについての愚痴語りですね。なんてこった。「ジキル博士とハイド氏の怪事件」は本当に面白くて、かつ意外と薄い文庫本なのでぜひ一度読んでみてください。
いやあしかし、ここ1年くらい情緒をかき乱されている「俺の屍を越えてゆけ」というゲームの話とか最近買ったSwitchのゲームの話とか今日ちょうどクリアしてきたHUNTER×HUNTERのリアル脱出ゲームの話とかしたかったんだけどな。

あ、そのリアル脱出ゲームでスタッフのお姉さんが防寒用のガウンみたいなのを羽織っていてなんか嬉しくなりました。日本でも水分補給のドリンク片手にお客さんの相手をするみたいな緩さになったらいいんじゃないかと思っています。

久しぶりにメイクしたら帰ってきて洗顔する時にそのことすっかり忘れてて目尻に粉が残ってました。目元こすったら指にそれが付いてて気づく時のこの...この...でももう一回洗うのはめんどくさいなみたいな...

PS5なかなか当選しません。ハリポタのゲームが出るまでに欲しいですね。

小道具19 加納

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ねえ、生きてくのって、きっと、こういうことなんだろうね