自己紹介なんて

こんにちは。20舞台です。今回のお題は「自己紹介」だそうです。

私は自己紹介なんて嫌いです(好きな人なんているんか?)。集団の構成要員が変化した際に執り行われる儀式の一種だと思っています。もちろん、自己紹介をする事にメリットが無いとは言いません。とりあえず場は持つし、その後の話の種になることもある。しかし私には自己紹介を上手く活用できた試しが無いのです。
自分の番が回ってくるまでは、場の雰囲気を掴み、その場にあった自己紹介を構成することに専念しなければなりません。自己紹介は儀式でありながら、臨機応変な対応が求められるイベントなのです。そして自分の番が終わる頃には集中力は切れ、急速に他人の自己紹介への興味を失っていきます。全員の自己紹介が終わった後、私は他人の趣味など何一つ覚えておらず、ただ自分の自己紹介がどのように映ったかについてぼんやりと考えているに過ぎません。
世の人がどのように自己紹介を捉えているのか、私にはよく分からないことです。しかし、人が自己紹介をする際に最も関心を寄せていることは、他人の自己紹介の内容ではなく、自分の自己紹介が他人にどのように映るのか、ということなのではないかと思っています。

自己紹介を非難してばかりいないで、少し自己紹介をしましょう。とはいえ、せっかく文章で綴る機会をいただいたので、普段の自己紹介では話さないような事を書きましょう。
私はどうやら第一印象が極端に悪い人間のようなのです。私とある程度仲良くなった人は「怖い人だと思った」「こいつとは絶対に友達になれないと思った」などと私の第一印象を評価します。彼らが言うには、この印象は表情の悪さに起因するのだそうです。私が普通の気分で過ごしてる時、彼らの目には不機嫌であるように見えて近寄り難いと。
こんなことを多くの人に言われるものですから、私も改善しようと試みたことはありますが、無意識の表情を変化させるのは難しいことでした。幸い(?)今はマスク文化が定着し、顔の大半は隠れているので、しばらくこの課題は保留しています。

20 山中






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