舞台っていいなぁ…

 初めまして。21映像です。
 今回の作業場日誌のテーマは「舞台とわたし」とのことで、現在、日誌に書けるほどいい感じのエピソードあったっけ??と慌てて頭の中の引き出しをひっくり返しています。着地点を見失ってしまったらごめんなさい。

 実は、舞台を作る側に立つのはこれが初めてではありません。高校時代は演劇部でした。入部理由は「なんとなく」です。当時は特に演劇が好きだったわけでも、芸術に興味があったわけでもなく。結局は、友人の勧誘が入部の決め手だったような気がします。人前に立つのが苦手だったので裏方志望で入部したら、人員不足で3年間役者をやることになりました。世紀の大誤算だな、と今でも思います。
 最初こそ半ば流されるように始めましたが、なんだかんだ舞台は好きです。ただ、具体的に舞台の何が好きなのか、自分でもよくわかっていません。いたる所で「舞台っていいなぁ…」と感じてはいるんですが、何がいいのかは漠然としすぎて何一つ他人に説明できません。なので、「なんで舞台好きなの?」とか「なんで演劇始めたの?」と聞かれると、だいたい答えに窮します。これといったエピソードも、大きい成功体験もなく、一体どう答えたもんかなぁ…と毎回悩んでしまいます。当面の目標は、自分は舞台の何が好きなのか理解することかもしれません。(ちょっと小学生みたいな感じがしますが)

 最初に危惧していたように話がとっ散らかり始めたので、そろそろ公演の話で無理やり締めたいと思います。高校時代は役者をやっていましたが、プリズムでは映像の他に、照明、宣伝美術を兼任して、裏方のお仕事に関わっています。裏方の仕事はドが付くほどの素人なので、色んな方々に助けていただきながら、毎日新鮮に「舞台っていいなぁ…」と感じています。と同時に、いつかまともに仕事ができるようになるのだろうか…と震えてもいます。この公演中に少しでも役に立てるようになりたいなぁとは思うんですが、実際どうなんでしょうか…。公演が終わってみないと分からないかもしれません。
 私が役に立っているかどうかは置いておいて、『間氷期の終わりに』本当に素敵な作品です。ぜひご覧ください。

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