キラキラが欲しいです。

本ページを見てくださっている皆様、感謝を込めてこんにちは。

 

つい一ヶ月前、正式にプリズムへの入舎を果たしました、22衣装です。

まだ当劇団でひらひらのペーペーである私が、作業場日誌なる公衆の面前に触れるものを書いていいのかと恐れ慄いております。しかし最早手を挙げてしまったからには、何か「キラキラ」した文章を書こうという心意気です(実態が伴うかは甚だ怪しい)。

衣装セクションでは、各キャラクターのイメージを膨らませ、頭から爪先までのトータルコーディネートを行います。
私は高校時代にも演劇部で衣装担当のようなことをやっていました。その時の経験から申し上げると、否応なく視覚的効果というものは大きいもので、ファッションは登場人物の印象や世界観、舞台全体の見やすさをも左右します。衣装は役者にそれぞれ違う色のスポットライトを当てるような仕事だと自負しています。

つまり、見るからにキラキラしているスパンコール、ラメ、パールも。キラキラしていない大半の布地なんかも。その全てが舞台にキラキラを添えているのです。

 

ただ、一つ忘れてはならないのが、予算との闘いが背後にあること。キラキラを作り出すには「キラキラ」したものが必要なんですね。これが資本主義社会。

 

 

最後に一言。

「キラキラ」って難しいです。今回の公演で、キラキラとは何か、学び直してきますので、皆様もぜひ。

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