朝起きてこの文章を読んだ時の私の気持ちを予想する

webチーフの小池です。
作業場日誌を書くのもこれが最後かなあと思いながら書いています。


新歓の時に「WEBは舞台上の次に舞台の世界観を表せる」と大口叩いたんですが、
仕事を振られる時に、それを作演が拾ってくれたことが印象的でした。
特設サイト、みなさん見ているでしょうか。
別に、舞台を見た後にもう一度サイトを見ると、あっと驚くような仕掛けはありませんが、
素敵な外観の家に入ってみたくなるように、ご来場の誘い水になればいいなあと、と思いながら作りました。

最近はSNS全盛ですが、少し前に「ホームページ」の時代があって、
その頃は文字通り、各々がインターネット上に自分の家を持っていたんだと思います。
自己表現をするための家です。自分の世界を見せるためのスペースです。
舞台は一週間で跡形もなく消えてしまうけれど、特設サイトは私の一存で残せます。
そういう意味で、特設サイトが最終的にこの劇が帰る「家」になってくれたら、そんなに嬉しいことはありません。
でも、100年後や200年後だったら、本チラとかの紙媒体の方が残るんでしょうね。
せめて、できる限り消さずにいるように、ちゃんと引き継ぎしたいと思います。


次があったら、もっといいものが作れるようになっていたいです。
チーフ引退間際の小池でした。

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