ちょっと覚えているだけの話


こんにちは。音響19の佐藤理子です。
今回の作業場日誌のテーマが、「大切な景色」ということで、色々と考えました。皆様の日誌も読ませていただきまして、皆様の語彙力と文章能力に圧倒されて本当に色々考えました。何を書いてやろうか、何をどう書いてやろうか・・・・
諦めました。頭に浮かんだことをそのまま書きます。どうか皆様が理解してくださいますように!
 さて、私の「大切な景色」についてですが、正直なところありません。
これで終わりますと言いたいところですが、せっかくなので少し考えを書いてみます。
 私が考える「大切な景色」は、何か家族と良い思い出がある場所だとか、自分にとって思い入れのある場所、友達と何か必死に頑張った場所・・・。そんな、心にずっと引っかかっているような場所だと思っています。
 でも、そもそも私にとっては、「大切」とは、なんです。「大切」にしていたモノが消えてしまった場合、時間が経てば「大切」にしていた気持ちもなくなっていませんか??例えばそれが人間に対する気持ちだったなら、もう考えないようにしたり、二度と同じ過ちを犯さないようにと思考を巡らせたり。それが本当に物体なら、いつの間にか忘れていたり。
 人間が永遠のものではないから、人間が思う気持ちも永遠ではない。だから、「大切」とは、って考えてしまうんです。
だから、この日誌で書くような「大切な景色」がないんです。
あの時、こんなことがあったなーと思うことはいくつかあるんですけどね、大切かと聞かれたら何か違うんです。
 さて、そろそろ私絶対この作業場日誌書くのに向いてねえなと皆様も私も気づき始めたことでしょう。慌てて軌道修正いたします。そして尺的にまとめたい。
 あくまで演劇に噛んだ話をしたいので、中3の頃一年間だけ入った演劇部の「景色」を書こうかなと思います。
 私が中高の演劇部でひたすら印象に残っている景色は、発声練習です。
 私の学校は、幼稚園からある学院で、学院の形としては、手前から幼稚園があり、小学校があり、奥の小高い丘の上に中高(一貫校)がある、という形でした。中高から学院が一望できる程度には、こじんまりとしています。
 役者は特に、朝の発声練習をしていました。小学校から中高にいくために丘に階段があるのですが、そこに立って発声していました。
 裏方でも発声しに来たらいいよーと言われた私は、二、三度その朝の発声に参加しましたが、まあ気持ちよかったです。
 朝。学院を一望。学院中に響き渡る声。
 小学生の頃はあのねーちゃんたち(女子校なので女子しかいない)何を朝っぱらから太い声出しとるんじゃろーとボケーーーっと思っているだけでしたが、いざやって見ると何かすごいことを成し遂げたような気分でした。
 これが、演劇関連で唯一記憶に残っている「景色」です。

いやあ、我ながらわっけわからん長い文章ですがお許しください。脳内ファンタジーな私には日本語って難しいんです。
 ここまで書いて、「大切な景色」にあまり関係ないことしか書いてないなんて・・・
本当に申し訳ないです。

19音響 佐藤理子

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