洗濯物を干し忘れた時並みに悄然とした後に見る水溜まりは綺麗

こんにちは、小道具です。

今回のテーマは「自分が貫いていること」ですが、物心ついてから楽な方を選択し続け、気まぐれに生きる私に貫いているものは特にはありません。
強いて言えば「積極的に良いものを見つけていく」ことは気まぐれの割には長年実践している...かもしれません。

良いものを見つけると気分も良いですし、些細でも良いものに囲まれてると思うと幸せを感じられる気がするので、私はちょくちょく、積極的に良さを発見していく姿勢をとっています。

早朝の住宅街に点在する明かりのついた窓や、「ゴールデンキウイ」の語感、集合写真を撮った後の緊張が解ける感じなど、清少納言のごとく森羅万象の「なんか良い」を見つけて「なんか良い」と思うことで、日常のちょっとした瞬間も楽しめるし、普段であれば気付かないような良さを見つけると、路地裏の隠れ家的なとっておきのお店を見つけた時のような気分になれます。
まあ、こうした姿勢をとる人を、紫式部さんは痛々しく思っているようでして、風流ぶっていて見栄を張っている、などと酷評していますが。
別に構いません、なぜなら些細でも背伸びをしていても、良さを100回発見すれば、ミシュランガイドに載っているレストランのディナーチケットに当選したくらいの幸福感に相当しますから。

従って、私はこれからも積極的に良さを発見していって、日々を能天気に過ごすつもりです。

余談ですが、「をかし」の現代語である「エモい」という単語を、「『エモい』は『エロい』と『キモい』を足して2で割った語だと思っていた」という友人の話を聞いて以来、使えなくなりました。言葉って難しい。

19 牧野


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