冬の空気はなんだか特別だと思うのです。

22Webチーフです。

22年度新人公演の作業場日誌は「冬」だそうですね。この先みんながどんな「冬」のお話を書いてくれるのか楽しみです。


演劇の題名は『雪の降る街』です。私は雪が降っているところを見るのが大好きです。


雪がはらはら空から舞い降りてくる様子をぼんやり見ていると自分がだんだん現実世界から離れていけるような、思考がだんだんすっきりしていく感覚をつかめます。

これと同じで冬の冷たい空気も私のごちゃごちゃした頭を整頓するにはとってもいい薬です。この時期には用事もないのに窓を開けて澄んだ空気を肌に感じながら日が落ちるのを眺めたり、四方から聞こえる物音に耳を傾けたりします。

そうして頭を空っぽにして窓辺に立っていると、辛いことも悲しいことも悩みごとも冷たい空気で透明になっていくのです。あたたかい部屋に戻ると悩みごとの解決方法が見つかったり、やる気のなかったタスクに目が向いたりと心の動きが少し機敏になります。


今日は東京でも雪が降りましたね。みなさんも冬の澄んだ空気の力に触れてみてはいかがでしょうか。


22年度新人公演『雪の降る街』、開演まで残り3週間となりました。

コメント

このブログの人気の投稿

大きな水まで

語り合おうじゃないか

ねえ、生きてくのって、きっと、こういうことなんだろうね