今は外出したら一刻も早く家に帰りたいです
24音響セクション員です!今回の公演で初めて音響に入りましたが、作業場日誌を書かせていただくことになりました。拙い文章ですが、少々お付き合い下さい。
今回のテーマが「原風景」ということで、今よりずっと幼い頃に思いを馳せて、何が思い浮かんでくるかなぁと試してみた結果、ある場面がバッて印象に残っているわけではないけれど、おばあちゃんといた思い出が一番風景として自分の中に残っていて、「原風景」と言うに相応しいのではないかと気づきました。
私の両親は共働きで、幼稚園に行くときはおばあちゃん家に行ってそこから通園バスに乗り、幼稚園が終わったらおばあちゃん家に帰る。小学校に進学しても然り。みたいな生活を送っていました。
私は放課後に一緒に遊ぶような友達は残念ながらいなかったので、おばあちゃんとお絵描きしたりパズルしたりドラマみたり、沢山の時間をおばあちゃんと過ごしました。
おばあちゃんは動物好きで、犬や猫をたくさん飼っていて、その子達ともたくさん過ごしたな。仲良くなれる子もいれば全然触らせてもらえない子もいて、私のこと好いてくれるように一生懸命だったな。おばあちゃん家の裏は竹林になってて、そこに秘密基地作ろうとしたり野良猫を見つけてついていったり、そんなことも思い出せる。
私は本当におばあちゃんに懐いていて、親が帰ってきても自分の家に帰りたくない。おばあちゃん家にいるんだ。と泣いてせがんだそう。そんな私に親は「じゃあおばあちゃん家の子になれ!」と怒ってたみたい。両親ごめん。でもそう何回も何回も聞かせないでよ恥ずかしい。
そんなおばあちゃんと、おばあちゃん家での思い出が私の幼少期の記憶の半分以上を占める気がするよ。
だから辛くなったとき、心の中でおばあちゃんに助けを求めちゃうのかな。もう一度あのあたたかさに包まれたいと願ってしまう。
昔の記憶ってなんでこんなにキラキラしているんだろう。
放課後に遊ぶ友達がいなかったって簡単に言ったけれど、私の中でそれって結構コンプレックスでした。みんなは放課後学校に行って遊んだり、一緒に誰ん家でゲームしよって約束したりしてるけど、私そんなに仲良い子いないな。なんなら休み時間だってひとりでブランコしたり泥団子作ったり。羨ましいな私も遊びたいな。そんな感情いっぱいでした。
でも今となってはおばあちゃんと遊んだ記憶がとっても色濃く私の中に残ってキラキラしてます。そして今は仲良い友達たくさんいます。サークルも超楽しいです。昔を振り返ったらキラキラしてるけど、今だって日々キラキラしてます。ちゃんと今も見てよ。
なんだか自分で書いていて恥ずかしくなってきたと同時に前を向いて頑張ろうとちょっと思い直せたところでこの文章を締めたいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。公演準備、精いっぱい頑張らせていただきます!
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