あなたと、ふたり。
23のみんなの文章を読みながら、笑ったり泣いたり変な顔になったりしています。こんにちは。最近、俳人がお題から連想して…と言って、お題とほぼ関係ないことを詠む場面に遭遇しました。今回はその人を見習って、話派生スタイルで行きたいと思います。
ラブレターのいいところは、一対一のやりとりであることだと思います。ラブレターだと気持ちは一方通行な場合もあるかもしれないけれど、やりとりの中には2人だけ。なので、ラブレターに限らず、手紙やDM、LINEの個人チャットも好きです。ただ、ここに挙げたものはすべてやりとりがものとして残ってしまう。手紙は紙として、DMやチャットはデータとして、相手が捨てたり、消したりしない限り。形に残ることは決して悪いことではないと分かっています。ものとしてずっと残るから、自分の言葉が相手の記憶の中で別の言葉に変化してしまうことはないし、何度も見返せる。私にとっても、誰かから目に見える形でメッセージをもらうのはとてもうれしいことです。好きな人ならなおさら。好きな人たちの優しい言葉たちに触れたくて、何度も見返してしまいます。でも、私が送り手になれば話は変わります。手紙なんて、私の場合その場の勢いで書くのに、相手に何度も読まれてしまうなんて。ハリーポッターに出てくる、一度読んだら燃えてしまうあの便箋が欲しいです。ただ、あの便箋は激しい感情を伝えるためのものであって、さらに内容を送り主の普段の100倍の声量で読み上げるそうなので、そこは嫌かも。耳にも心にも優しくありたいと思います。やっぱり、やり取りをするなら一対一の対面がいいです。どんなに周りに人がいても、会話の間はその人と2人きり。の気持ち。手紙は便箋や筆跡から相手を感じることができるけれど、対面だったら目線や息づかい、声や表情、いろんな情報から相手を感じられる。何より気持ちを私全体を使って直接伝えられる。あと、相手の記憶にだけ残るというのもいいなと思います。私の言葉が相手の記憶の中で別の言葉に変わってしまっても、やりとりのときの気持ちはずっと変わらないと思っています。拙い言葉たちは忘れてもいいから、優しく、うれしい気持ちがそのままぼんやりと相手の心に残ればいいのです。
思ったより脱線しなかった。テーマが「ラブレター」だったので23への愛を語ろうかと思いましたが、先に同期が存分に語っていたし、お察しの通り私は対面で直接伝えたいタイプなので、この公演期間で一人ひとりに伝えられたらと思います。
ということで、これ以上ものとして残るのが嫌なので失礼します。ではまたいつか!
コメント
コメントを投稿